「せ!先生!大丈夫です!
この人ホントに黒澤奏多ですから!」


「朝香さん!
・・・それはホントなの?」


「はい!」


「分かりました・・・」


先生は納得したのか、職員室へ戻って行った。


「奏多!あんた何してんのよ!?」


「は?昨日連絡しただろ?
幸奈を迎えに来るって!」