「うん!」


「うーん、それはちょっと・・・
難しいかも・・・?」


「あ、そっか・・・人気だもんね・・・?」


そんなに余ってるなんてこと無いだろうし、
何よりほかにも食べたがってる生徒たちもいるのに・・・。


「私ってば自分のことばかり・・・」


「え?なんで落ち込んでるの!?」


「だって周りのこと考えないで、
自分の欲望を満たすためだけに買い占めようなんて・・・!」


「何その変な言い回し・・・!
・・・アハハ!」


何がそんなに面白かったのか、
凛音ちゃんはおなかを抑えて笑い出した。

ひとしきり笑った後、
凛音ちゃんは自分の涙を指で拭いながら言った。