「うんうん・・・!
あ、そうだった!そこのハンガーにかかってる制服!」

大きく頷いた後にハッとしながら言った。


「あ、これ?」


「うん!それが幸奈ちゃんの
この学校での制服ね!」

そこには黒澤高校での私の制服とは違う、
まさしくお嬢様校の制服がかけられていた。


「やっぱり、ここの制服はかわいいね~!
ワンピース風なのが素敵だよ!」


「あれ?なんか知ってる感じ?」


「あ、うん・・・。
実はここの学校、私の第1志望校だったんだ・・・」


「え!?そうだったの!?すっごい偶然!」


「うん!ホントそう!
2日間だけでも通えるのがうれしいよ!」