「お前が受験した高校全てに根回しをして・・・、
それにしても見事に全部女子校だったな!?」


「根回しってどういうこと・・・?」


「どういうこともなにも、そういうことだが・・・?」


「あんたのせいで受験した高校、
全部不合格だったってこと!?」


「まぁ、そうだな?」


この男は平然と・・・!


「あんたみたいな男、一番嫌い!」


私は座ってたソファーから立ち上がり言った。


「俺はそういうこと言う女、好きだけどな?
・・・ってか」


・・・?


「俺はお前以外の女に興味ないけどな、だから・・・」


目の前のソファーに座ってた奏多は
顔を近づけて、私の頬に手を触れた。


「俺の嫁になれ・・・」


・・・!


バチンッ!