今夜、色のない君と。




「……ねえ、君の名前さ、思いついた」


「…え?……名前、ですか?」


「うん」



女のコは、じっと僕を見つめてくる。



「……花夜」


「…か…や……?」


「うん。花夜」



……あれ、表情が変わらない。


あんま気に入らなかったかな…。



そう思っていたけれど、どうやら無駄な心配だったようで。


女のコの顔はみるみる嬉しそうにな表情になっていって、