今夜、色のない君と。



「……なんのこと?」


「えっ?!……お、覚えて、いらっしゃらないんですか……私のこと」


「僕、君みたいなコと会ったの初めてだけど」



たしかにあの絵の女のコに“似てる”とは思ってたけど……。





僕は確認するために、チラッとあの絵を見た。



すると、




───…は…?




いやいや、待って待って。



ありえない。