しんしんと雪が降り続ける中、学校へ向かって歩く。
夜から降り続く雪のせいか、いつもよりも靴が雪に沈んで歩きづらい。
そして、ダッフルコートの両方のポケットには、1つずつホッカイロが入っている。
「…あったかい」
両手をポケットに入れ、ホッカイロを握ると手は暖かい。
お母さんに渡されたホッカイロは、一つだけだった。
けど、お願いしてもう一つもらった。
そして、そのうちの一つ…左ポケットに入っているホッカイロに、マジックで文字を書いた。
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