ようのお母さんが口にした病院へ夢中で向かった。 頭の中はごちゃごちゃで、 何を思っていたのかも、 どうしたらいいのかも、何もわからなかった。 ただわかるのは、ようが私より先に死んでしまうかもしれない、という、 どうしようも出来ない恐怖だけだった。