12月の春、白い桜が降る。

次の日、ひなたはバイトを休まずいつも通り行った。

僕は正直不安のところもあり、今日は休んだらと止めたが、
ひなたは大丈夫だから、と向かって行ってしまった。

何かあったらすぐに連絡するようにとだけ言い、家で大人しくすることにした。

今日はめずらしく母親が日勤だったため、夜は家にいた。