「あ、椋丞くんとの夏祭りはどうするの?
約束してたでしょ?」






「もう、行かないよ」





「そっか、私と行く?」




「ううん、ごめん帆香。
私今年は秘密の場所で1人で花火みるね
椋くんのことを忘れないように誓うんだ。」







「わかった
何かあったらすぐ言うんだよ?」







ほんとは別れたくないはずなのに、






祭りも行きたかったはずなのに、







バカ真桜────────────。