「「「「「乾杯!!」」」」」

次の日は……………ホントに大大大宴会。

3日間の仲間達が……………一斉に集まったの。

おまけに………………

園長先生と主任先生まで……………。

えっ!えっ!ええっ!!!

唯のパニックなんて、いつもの事だと思っている人達は……

お構いなしで

「やっとかぁ」

「唯ちゃんを泣かせたら…………」

「これで、収まるところに収まった。」

「娘が二人になる~
美香ちゃん、念願の妹が出来たね~」

「悠人、よくやった!
『パパ』って呼んでくれるかな?」と………

あれ程悩んでたのに………

一夜明けたら、婚約パーティーって……………。

横にきた洋介さんが

「強引に見えるかもしれないけど………
悠人は随分悩んでいたよ。」

「そうそう。」って……お兄さんも

「悠人は………付き合う随分前から………考えてたよ。
今日のこの日がくるように。
ホントは………唯ちゃんの家族も一緒にって…………考えてたんだけどね。」

「その相談を受けてたのは…………
ここにいる全員。
唯ちゃんの幸せだけを考えて…………
悠人は沢山の仲間に、助けと協力を求めていたんだ。
だから………みんな今日の日が、自分のことのように嬉しいんだよ。」

「ちょっと、泣かすなよ!!
唯ちゃん、こっちにおいで。」

肩を抱かれて、二人から離したのは先生。

「はいはい。
大事ならずっと側に置いときなさい。」

「そうそう。
一生離すなよ。」

二人の温かいからかいに

「言われなくてもそうします。」って……笑顔で答える先生。

ずっとは………ホントにずっとで…………

永遠は………きっと、二人なら叶うんだよね。