「唯は………
このペースで良かったよ。
急がれてたら……………無理だったもん。
先生が一番分かってくれてるよね。
好きだと気づくのも、おつきあいするのも…………
唯のペースじゃないと無理だったよ。
今だって……………
大人になるのを、待ってもらってるんだもん。
先生が唯のペースでゆっくり愛情を注いでくれたから……
人を信じることも、自分を好きになることも覚えたよ。
唯達の時間は……唯達にとって
必用で、大切な時間だって思うの。」

唯の言葉に頭を撫でて

「ありがとう。
唯と出会って、ホントに良かったよ。」って言ってくれた。