Stay With Me

「ごめっ、なさっ。ごめんなさい侑翔くんっ。我慢させて。ごめんねっ。」
















「謝るな。頼むから。言わなかった俺が「悪いのは私。お願い。侑翔くんが謝らないでっ。」」














何分経ったかな。ずっと侑翔くんに抱きしめられて、涙が止まらない。止め方が分からない。














「おとね、そろそろ泣きやめ。な?」














声で侑翔くんが困ってるのは分かる。んだけど、














侑翔くんの胸に埋めていた顔を上げて侑翔くんの目を見ながら













「っ、止め方がっ分からないっ。」














って、縋るってみると














「……………このまま連れ去りてぇーな。本当に。でも今日はそれを許されねぇから。頼む。俺のお願い聞いてくれ。」














親指で涙を優しく拭ってくれる。














「ん。頑張る。けど、もうちょっとだけ。」














今日だけでいいから、もうちょっとだけ自分の不甲斐なさに泣かせて。














それから10分くらい経った頃に














「若、そろそろ親父達が。」














遙真さんが呼びに来て














「だ、そうだ。行くぞ。泣き虫おとね。」














そう、飛び切りの笑顔を見せてくれた。