Stay With Me

「親父!!!なんだよこれ!どうして……。」















「見りゃ、分かるだろ?敏之。お前は馬鹿じゃない。これから東西南北の戦争だ。」















親父も怪我していて、何より















「なんで、お袋に布なんてかかってんだよ。」














血まみれの布団に寝て、手を組んで、顔に布がかかってる、お袋。















肩にかかってた鞄が落ちる。















ゆっくりお袋に近づいて、震える手で、お袋の手を触る。















「なぁ、親父。なんでお袋こんなにつめてーんだよ。なぁ、なんでっ」














頬に涙が伝うのがわかる。















「………俺が守れなかった。俺が守られちまったんだよ。」















肩が震えてる親父。怒りが湧いてるのが分かる。















「え………。」















おとねが小さく声をあげた。















「後から聞いた話によるとな、俺の親父が撃たれそうになって、親父の前にお袋が飛び出したらしい。この人殺りたけりゃまず私だよ!って叫んで、な。」















我が母親ながら、すげぇと思った。















そこからだ。俺達4人にも亀裂が入ったのは。















志郎は弟を殺された。龍馬は姉を。大和は両親を。















特に大和はキツかったと思う。高校で頭になったんだから。














どこがどう攻めるか分からなくて1年ずっと冷戦だった。















そんな時に俺達は幸哉に出会ったんだ。