Stay With Me

「……………あの、」














小さな声でそう呟くと















「どうした?おとね。」















トシさんが私を見る。それにつられて全員が私を見た。















全体を見渡してから















「ここにいらっしゃる方々は、父をご存知なんですか?」















さっき志郎さんが、幸哉も居たらって言ってたから疑問に思った。















「そりゃ知ってるさ。知らねー奴はここには居ねぇな。」















志郎さんが言う。















「そうですね。東西南北の仲が良くなったのは幸哉のおかげですから。」














龍馬さんがトシさんを見ながら笑う。















それ以外の人も頷いて















「………あいつが居なきゃ今の俺達は居ないからな。」















って、父の写真がある方をを見つめるトシさん。















「その話も、しようか。なぁおとね。」















「………はい。」















お父さんがこの人達にどんな影響を与えたのか。それに















「父は、幸せだったんですね。こんなたくさんの方に思われて。」














さっきここに来る前遙真さんが言ってた。















「面通しが行われますが、行われるまで長いと思いますよ。きっと皆さん、幸哉の写真に手を合わせて昔話をするでしょうから。集まるといつもそうなんですよ。」















って。優しい顔で、遙真さんもお父さんを思い出してるような顔で。















だから、知りたい。お父さんとどんな関係だったのか。















「來、珠羅少し席を外してくれ。」















「えぇ〜、まぁ良いけど!早くご飯食べたいから早くね!!」














なんて言う來さんと















「親父に従わない訳がない。」














ってなんか、こう顔に似合わずな話し方をして出ていった珠羅さん。