なんだろう？侑翔くんがおかしい。














頭の中を疑問で埋めていたら、そばに来た百合さんに















｢我が息子ながら、本当に嫉妬深いわぁ。ごめんねおとねちゃん。｣














そう言われた。















そうだよ。そうだよ！！！忘れてた。侑翔くんがとてつもなく独占欲が強くて、嫉妬深いの。















私がトシさんの横に並ぶのさえ嫌がるし、百合さんと話してても凄い見てくる。















そういう事だったかぁ。忘れちゃいけないのに。















秋は全然平気な人だったからなぁ。















秋の事を一瞬、本当に一瞬考えてたら















｢おとね。俺以外の男の事考えてたら許さないぞ？｣















と、引きつっている笑顔と滅多に見せない満面の笑みを頂いた。
























宴が終わった今。私は戦っております。















何とって？そんなの決まってる。















｢待って！！本当に無理！！私無理だよ！！一緒の布団になんて寝れない！！私ソファー使うからぁ！！｣















もちろん侑翔くん。















泊まる事になったから、私はかつて侑翔くんが使っていた部屋で寝る事に。















という事は、そこは侑翔くんの部屋で張本人が滞在するから当然同じ部屋で寝る事になる。














せめて、布団が2個なら良かった。ううん。そもそもここにあるのは、ベッドだ。他は布団なのに。