Stay With Me

侑翔くんの部屋に、久しぶりに入る。
















「………変わってないんだね。」
















高校生の時に何度かお邪魔した頃のままだ。
















「まぁ、な。なにか飲むか?持ってくる。お茶、飲めたよな。」















そんな問いかけに頷くと
















「ん。待ってろ。」















部屋を出ていった。
















何も変わっていなかったけど、ひとつ気づいた。
















机の上にある、写真。
















綺麗な女の人と2人で笑っている。
















「………この人が侑翔くんが好きになった人。」
















私とは大違いの、綺麗で大人っぽい人。
















どこを見てたらいいか分からなくて上を向いた時
















"コンコン"
















控えめに、ノックされた部屋のドア。
















返事をしていいものか迷ったけど、ここにいるのはとりあえず私だけ。だから















「はい。」

















一応返事をした。

















「さっきは済まなかったね。少し話をしても良いかな?おとねちゃん。」
















組長さんだった。