Stay With Me

「こりゃ、日常的だったろうなぁ。後が痛々しい。」
















コソコソとした話し声が聞こえてきて目を覚ますと















「おとね。起きたか?体大丈夫か?って大丈夫なわけないよな。」
















侑翔くんがドアップで私の視界に映る。















えっ………と。
















なんだか記憶が曖昧なところがあって、目をパチパチさせる。
















ここ………、薬品の匂い……。病院?















ふいに起き上がろうと思って体に力を入れたら
















"ビキッ"って音が似合いそうなくらいの痛みが体全体を貫く。
















「っ〜〜〜!!」















「バカっ!無理すんな!肋骨にヒビ入ってんだから。」















侑翔くんの言葉に目を見開いた。

















「え、肋………骨にヒビ?え?!仕事って出来ますか?!」
















仕事出来なきゃ困る。生きていけるかも分からない貯金しかないし、家賃だって払わなきゃいけない。















「お前何言ってんだ?俺が自分の女あんな所で働かせるわけないだろ。」
















ちょっと怒ったような侑翔くんの声。
















また、目をパチパチさせる。
















「…………俺の、女?俺の……女。え、誰が?」
















なんて間抜けな声で聞くと
















「ここに女はお前しかいないだろう、おとね。」
















ってさも当然のような顔で言われた。