「お疲れさま! 今までで1番良い合唱出来たよね!!」 「めっちゃ緊張した~!」 「あや頑張ったね。」 そんなことを2人で言い合いながら、抱きあっていると “綾ちゃんお疲れさま” “綾お疲れ” そう口々に言うクラスの女子達に綾が囲まれてしまった。 そんな綾を横目に拓也の姿を探してしまう。 はぁ~あ…何してんだろ。 拓也のこと、さけてるのに探すなんて。 あ…。 拓也と視線がぶつかった。