拓也を、じ~っと見つめていたら 視線がぶつかった。 ヤバッ! 慌てて視線をそらす。 「な~に?」 拓也がイタズラっぽい顔で聞いてくる。 「何でもないよ。」 ずっと見てたのバレてる!? 「ふ~ん。」 下から覗き込むようにして、あたしの表情を確かめている拓也に 動揺して頭の中に、いろんな考えが浮かんでくる。 拓也、もしかして…あたしが拓也のことを好きっていうことバレてる!? …っで、からかわれてる!?