バージンロード

私と遼は生まれた時から隣の家でずっと一緒だった。

登下校も一緒だった。


私にとってはお兄ちゃんみたいな弟みたいな存在でいつも私を守ってくれた。


誕生日を迎えるごとに大人になっていく遼の姿を見ている度に、私の心は変わっていった。


大切な存在。不器用でぶっきらぼうで、冷たいようで優しい。そんなことしか知らなかったけど。