美空「でも、LOVEだったみたい。」

雅來「え?」

美空「私、鬼藤くんの事が好きみたい。
いや、好きです。大好きです。」

そしたら、今度は見覚えのある
笑顔を浮かべて私の事を抱き締めた。

美空「鬼藤くん、ここ教室だよ。
皆、見てるよ。」

雅來「知ってる。見せつけてる。
滝川は俺の彼女なんだぞって。
これからもよろしくな。滝川。」

美空「うん。」

幸せが溢れ出してしまいそうだった。
今日、私と鬼藤くんは
本物の恋人同士になった。