好きだから傷付ける


鬼藤くんって意外と可愛い人なんだ。
怖いのは見た目だけで
心は私よりも綺麗なのかもしれない。

ほんの少しだけギクシャクしながらも
手を繋いだまま私たちは学校へと向かった。

木島「おはよう、お2人さん!
て、え?何でお前ら手繋いでるんだよ。
しかも、何でお前、顔真っ赤なんだよ。」

雅來「うるせぇな。ほっとけよ!」

木島「ははーん。そうゆう事。」

木島くんは私と鬼藤くんを
交互に見るとニヤニヤと笑った。

その日、1日中木島くんは
私たちの事をからかってきた。
その度に、いちいち鬼藤くんが
怒るから最後の方は完全に
木島くんは楽しんでいた。