好きだから傷付ける


樹「好きじゃないのか?美空の事。」

雅來「好きです。」

樹「好きなら、何故諦める?」

雅來「え?」

樹「守ったんだろ?君は、美空の事を。
美空を傷付けない為に
自分の事を傷付けたんだろ?
好きだから、傷付けたんだろ?
その覚悟があるのに、どうして
最後まで美空のそばにいてやらない?」

何だ、やっぱりいっくんには
ちゃんと伝わってたんだ。

美空「..いっくん。」

樹「君の覚悟は見せて貰った。
守ったよ、君は。美空の事を。」