美空「逃げたくなるよ。怖いよ。
喧嘩には関わりたくない。
厄介事には巻き込まれたくない。
そう思う。私はそうゆう人間だよ。
でも、好きだから嫌だよ。
放っておけないよ!鬼藤くんの事を
守れる人になりたい。助けたい。」
真由「ありがとう、美空。
これで雅來も救われるね。
美空、雅來を連れて行きな。
瀧澤!やるよ!」
美空「...でも...!」
瀧澤「美空ちゃん。
気持ちは全部受け止めたから。
ここは俺らで何とかするから
とりあえず雅來を安全な場所へ
連れて行って。」
瀧澤さんが男の人を殴り
真由さんが樋口さんを殴り
鬼藤くんの元まで辿り着いた
私は体を支え倉庫の外へ出る。
その場に立ち止まった鬼藤くんは
私の頬を両手で包み込むと
優しい目をしながら聞いた。



