美空「ちょっと、やめて!離して!」
雅來「おい!滝川に触るな!」
男「いいねぇ、愛だねぇ。
さあ、鬼藤。どうする?
大切な彼女、俺たちに
奪われちゃったな。」
私がどれだけ必死に抵抗しても
男2人の力に適うわけない。
そんな事は分かってる。
雅來「頼む。滝川には何もするな!
お前らの憎い相手は俺だろ?
気の済むまで殴ればいい。
俺は抵抗しない、だから...」
男「甘い事言うなよ。
大切な人が出来た時そっちを
標的にする方が利口だろ。
傷付く姿をお前は
ただじっと黙って見てるしかない。
どうだ?屈辱的だろ?」
鬼藤くんはやっぱり泣いていて
そんな涙見たくないと思った。
私は泣き虫だけど
いつも泣いてばっかりだけど
それは全部幸せの涙だ。
でも、鬼藤くんの今の涙は
悲しみの涙だ。
そんな涙は見たくない。



