「これ、持ってきたぞ~」

そう言ってせんせぇは、私の頭に保冷剤をのせた。

「これで冷やしときゃ…。大丈夫だろ」

ポンッ

せんせぇは、私の頭をなでた。

ヤバい。すっごくドキドキしてるよ。


「ごめんな…」

せんせぇは、淋しそうな顔をした。

ドクンッ

「そんな…。いいのに…」