側で笑ってください。 雅人より》 「せんせぇ…。サイアクだよ…」 私のこと―――― 見ててくれてるの? 「側にいてよ!」 「なんでぇ~!」 私は、泣き続けた。 せんせぇからの手紙。 多分、披露宴のときに読むつもりだったんだろう。 私には、何も言ってくれなかった。