「麻結ちゃん。今すぐ〇〇病院に来て!」 せんせぇのお母さんの声だった。焦っていた。 せんせぇに何かあったんだ 「どうしよう…」 「桑名、何かあったんでしょ?」 私は、無言で頷いた。ユカがしばらく考えて、 「あたしら、入れ替わろ」 「そ、そんなこと。できないよ!」 「麻結だって早く桑名のとこ行かなきゃ!」 「ユカちゃん。そこ座って」 「できますか?」 「してみましょう。ね」