「麻結!! よく聞いてろよ」 せんせぇは、私を抱きしめたまま言った。 「麻結~!!!! 俺と結婚してくれ~!!!!」 「はい。ぜひ、お願いします」 「本当に、俺なんかでいいのか?」 「いいったら、いいの! だって、せんせぇが、好きなんだよ!!」 「そうだよな…」 せんせぇは、ニッコリと笑った。私も、つられて笑った。