タクが私の首に手をかけた。 グッ どんどんその手に力をいれていく。 「タ…ク…… やめ…」 タクの耳に私の言葉が届くわけなかった。ただタクは、私の首をしめつづけた。 時間が経つにつれ息をするのも苦しくなってきた。 私、殺されちゃうのかな? 薄れていく意識の中でタクが言った。 「お前が悪いんだよ――…」 ――――… ―――――…… ―――――――………