≪逢坂 麻結さんへ
 
 俺は、初めて見た時から、あなたが好きでした。

 今も、すっごくすっごく好きです。

 どうしても、あなたと連絡がしたいので、今日、メールします。

 びっくりして、受信拒否しないでください。

 P.S

 付き合ってる、桑名先生には、言わないこと。

 言ったら、こっちにも、策があるから≫


「い… 嘘… そんなこと」


私は、机を前に凍りついた。