俺の「好き」は、キミ限定。

 


「ってことでー、もう三人で、さっさと行こ!」

「え?」

「え?じゃないし! 今日はせっかくだから、前から僕とミオが行きたいって話してた、隣駅前のカフェに行こうってことになってるの!」

「……そうなんだ?」


俺は初耳なんだけど……。

思わず目を丸くすれば、ミオが「もう!たっちゃんのバカ!」と言ってから、改めてこちらに向き直った。


「わ、私はユウリくんに確認してからにしようって言ってて……! だから、ユウリくんさえ良ければ、なんだけど……」


また遠慮がちに尋ねるミオの上目遣いが可愛くて、胸がキュンと締め付けられる。


「な、なんかね。可愛いタピオカドリンクと、パフェがすごく流行ってるお店で、前から一度行ってみたいなと思ってて……」

「うん、いいよ。行こう」

「え……ほ、ほんとにいいの?」

「うん。ミオが行きたいところなら俺も行ってみたいし、ミオとなら、俺はどこでも楽しめる自信があるし」


素直に思ったことを口にすると、何故かミオの顔がボッ!と茹でダコのように真っ赤になった。

そうして俺の顔を見つめたまま固まってしまい、ピクリとも動かない。