私の席のお隣さんである風神天馬(カゼカミ テンマ)。
頭脳明晰、スポーツ万能、おまけに容姿端麗。
こうも全てが完璧な人、私は今まで見たことない。
当然のように女子からはモテるし先生からも一目置かれる存在。
でも意外なことに生真面目ではなく、常に気だるげなとこがある。
授業もまともに聞いてるかと思いきや、いつも全く関係ないことをしている。
だから周りは一時期勉強できないと思ってる人がほとんどだった。
だけど、天馬はいとも簡単に学年一位をとった。
基本的に授業をまともに受けてない天馬だけど、体育だけはしっかり参加していた。
どうせスポーツなんてできないって思ってたけどそんなこと少しでも思ってしまった私が馬鹿だった。
私が見る限り、クラスで一番できてた。
こいつがモテる理由、それはきっとルックスだけじゃない。ギャップ萌えってやつだ。
普段は気だるげなのに余裕でいい点数取っちゃうし運動もできる。私でさえ、不覚にもカッコイイと思ってしまったくらいだ。
そんな天馬だけど彼女はいないらしい。作ろうと思えばいつでも作れるけどそんなのいらない。って言ってた。つくづくムカつくやつだ。
こっちは辛いっていうのにさ。こんな感情、天馬は感じたことないんだろうな。羨ましい。
まぁ、そんな人気者の天馬だけどこいつには裏の顔がある。それは.......
ドSな性格だということ。
人をいじるのが好きらしい...でも美琴たちに話しても信じてもらえない...
それもそのはず、本当に心を開いてる人にしか本性は出さないって言ってた。
このことは私しか知らないみたい。
普段、女子には素っ気ない。なんで私なんだろう...?
まぁ、私にだけ本性を見せてくれる、心を開いてくれてるのは正直嬉しい。
「うーん?何が辛いの?」
まただ...今はあんまりかまって欲しくないないんだけど!?天馬さん?.....うん?なんで私が辛いこと知ってるの?
『えっ?なんで知ってるの?もしかして...超能力者...?』
「.....」
『お願い!黙らないで!恥ずかしいじゃん!!』
「彩羽がいけないんだよ。超能力者とか言うから!そんなわけないじゃん」
『だって〜。私の心の声聞こえてるんだもん/////』
「いやっ...出てたよ?」
『えっ.....?』
「だーかーら。声でてたよ!」
『なんだ〜!全然超能力者じゃないじゃん!!恥ずかしいんだけど/////』
「ふ〜ん。顔真っ赤!照れてんだ?」
『う、うるさい!!』
「...天馬と彩羽ってあんなに仲良かったんだ。」
この時、彩羽は奏歌が見ていることに気づかなかった。
頭脳明晰、スポーツ万能、おまけに容姿端麗。
こうも全てが完璧な人、私は今まで見たことない。
当然のように女子からはモテるし先生からも一目置かれる存在。
でも意外なことに生真面目ではなく、常に気だるげなとこがある。
授業もまともに聞いてるかと思いきや、いつも全く関係ないことをしている。
だから周りは一時期勉強できないと思ってる人がほとんどだった。
だけど、天馬はいとも簡単に学年一位をとった。
基本的に授業をまともに受けてない天馬だけど、体育だけはしっかり参加していた。
どうせスポーツなんてできないって思ってたけどそんなこと少しでも思ってしまった私が馬鹿だった。
私が見る限り、クラスで一番できてた。
こいつがモテる理由、それはきっとルックスだけじゃない。ギャップ萌えってやつだ。
普段は気だるげなのに余裕でいい点数取っちゃうし運動もできる。私でさえ、不覚にもカッコイイと思ってしまったくらいだ。
そんな天馬だけど彼女はいないらしい。作ろうと思えばいつでも作れるけどそんなのいらない。って言ってた。つくづくムカつくやつだ。
こっちは辛いっていうのにさ。こんな感情、天馬は感じたことないんだろうな。羨ましい。
まぁ、そんな人気者の天馬だけどこいつには裏の顔がある。それは.......
ドSな性格だということ。
人をいじるのが好きらしい...でも美琴たちに話しても信じてもらえない...
それもそのはず、本当に心を開いてる人にしか本性は出さないって言ってた。
このことは私しか知らないみたい。
普段、女子には素っ気ない。なんで私なんだろう...?
まぁ、私にだけ本性を見せてくれる、心を開いてくれてるのは正直嬉しい。
「うーん?何が辛いの?」
まただ...今はあんまりかまって欲しくないないんだけど!?天馬さん?.....うん?なんで私が辛いこと知ってるの?
『えっ?なんで知ってるの?もしかして...超能力者...?』
「.....」
『お願い!黙らないで!恥ずかしいじゃん!!』
「彩羽がいけないんだよ。超能力者とか言うから!そんなわけないじゃん」
『だって〜。私の心の声聞こえてるんだもん/////』
「いやっ...出てたよ?」
『えっ.....?』
「だーかーら。声でてたよ!」
『なんだ〜!全然超能力者じゃないじゃん!!恥ずかしいんだけど/////』
「ふ〜ん。顔真っ赤!照れてんだ?」
『う、うるさい!!』
「...天馬と彩羽ってあんなに仲良かったんだ。」
この時、彩羽は奏歌が見ていることに気づかなかった。