「美桜、母さんが夕飯…
って、人のベットで寝るな。」


無理やり起こそうとする斗真に
反抗した。


「疲れたもん~!
斗真の匂いで落ち着くし!」


ぶうっと膨れて斗真を見る。


「そんな可愛い顔しないで。
俺も我慢してるんだけど?
さっきパンツ見えそうだったし。」


え。


「だから起こしたの?」


「当たり前だろーが。」


言葉こそ冷静に聞こえるけど
今の斗真は目を合わせてくれないから
絶対に照れてる。
こんな時、私は悪い事を考えてしまう。


「えい!」


斗真に全体重をかけ押し倒した。
私が馬乗りになってる状態。


「ふふっ」


楽しい。
斗真は照れたって認める。
そう思ったんんだけど違ったみたい。