「美桜好きだよ。」


それだけ言って
目を閉じてしまった。


不意打ちの好きに
私の体温は急上昇。


そんな私にお構いなしで
斗真は綺麗な顔で眠っている。


お昼休み終了の
チャイムが鳴るまで
私は斗真の寝顔を眺めていた。