小悪魔彼女×溺愛彼氏

聞いたことのないような
大きな声を出す姫野に
クラスメイトが静まり返った。


「美桜、私は斗真の彼女失格だって…。
でも、その原因は斗真君にも
あるんだよ!?」


…は?


「どういう事だよ…。」


「あの美桜ちゃんにキスした男、
俺らと同じ中学で、
あいつの当時の彼女が
お前の事が好きだからって
あいつを振ったんだよ。
それでお前を逆恨みしてるってわけ。」


全然気付いてなかったろって
呆れたように颯人は笑った。


「まぁ?今回の事は
お前も美桜ちゃんも悪くないと思うよ、俺は。
秋月が悪いと思ってる。
けど、美桜ちゃんは違うみたいだな。
キスされた私の責任だってさ。
なに彼女にそんな事言わせてんだよ。
だっさ。早く行ってやれば?」