小悪魔彼女×溺愛彼氏

「なら、僕に説教しないでくれるかな?
黙って、僕の手伝いをしたらいいんだよ。」


落ち着きを取り戻し、
低い声で放った言葉にはすごい威圧感。


「そんなの、自分勝手過ぎるよ。
斗真に復讐して何になるの?
誰にもメリットなんてない。」


「あるよ。僕の目的達成。」


「そんな事しても、
彼女は帰ってこないし、
悲しいだけだよ。」


いつの間にか詰められた距離。


私の背中に
冷たい校舎の壁が当たった。


「…捕まえた。
その口喋れないように
また塞いであげる。」


不気味な笑顔に
ゾクッとしたけど、
ここで目を反らしたら負けな気がした。


「私と斗真は、
そんな事じゃ、壊れないから。」