小悪魔彼女×溺愛彼氏

でも、それは私のわがままであって、
正しい選択じゃない。


それも…分かってるのに。
体が動かない。


先生は何も言わず、
ココアをもう一杯いれてくれた。


まだ、ここにいてもいいって事かな。



あと5分で2時間目が始まる時間。


2杯目のココアに口を付けた時、
ガラッと保健室の扉が開いた。


「美桜!」


「莉子…、と、颯人君…?」


焦った様子から見れば、
事情を聞いたんだろう。


「そんな目腫らして…。」


あぁ、私今すっごくブサイクだ。
颯人君にも見られちゃった。


「…私、斗真の彼女失格だね。」


「それは違うよ。」


そう、否定してくれたのは颯人君だった。