な…っ
バカップルとは失礼な。


「そんな事言えば、
莉子と颯人君だって!
ずーーーっとくっついて
手繋いでるじゃん!」


そうなんです。
この2人も未だにラブラブで、
校内でも有名のカップル。


「俺らはいいの。」


「じゃあ、お互いバカップルでいい?」


「ん~、それもあり?」


私の考えに莉子は賛成して、
斗真と颯人君はどっちでもいいって
感じの表情だった。


結果、私達は4人みんなで仲良しみたい。




「とりあえず教室行こうぜ~~。」


颯人君の一言でみんなで歩き出す。


1Fにある教室までの道のりは
とても短いのに、


「キャー!斗真先輩と颯人先輩!」
「彼女さんも可愛い…。」
「理想の2組って感じ…。」