小悪魔彼女×溺愛彼氏

私もいつか
そんな未来を斗真と
築けたら…な~んて考えてた時


―――ピンポーン


家のチャイムが鳴った。


モニターに映る人物を確認して
私は一目散に玄関へ飛んで行った。


「朱里さーーーん!!」


玄関にいたのは
少し大きめの荷物を持った
浦野朱里さん。
お兄ちゃんの彼女さんだ。


「美桜ちゃん、久しぶり。」


朱里さんはすっごく綺麗なのに
全然気取ってなくて、
むしろズバズバなんでも言うタイプ。
彼氏とっかえひっかえしてた時は
よく怒られた。


『もっと自分を大事にしなさい!』って。


そんなつもりはなかったけど、当時は。


でも、今なら分かる。
本当に好きな人がいるって
どんなに幸せかって実感してるから。