小悪魔彼女×溺愛彼氏

「するぞ~。そのうち来る。
今日は父さんも母さんもいないしな~。」


そう言ってニヤッとした笑みを
浮かべた。


「ただのエロおやじみたいな顔
してたよ、今。」


ほかの女の子から見れば
ずっきゅんポイントなのかもしれないけど
妹の私には
よからぬ事を考えてるようにしか
見えなかった。


「うるせぇ、どうせ美桜だって
そうなんだろ?」


「私達はもっと綺麗ですーだ!」


べーっと舌を突き出して対抗。


「ほらほら、二人とも。
はい、プレゼント。」


お母さんの登場で目的を思い出した。


うちは毎年家族で
プレゼント交換をするのが
恒例行事だ。


「わー!ありがとう!!
私からも!はい!プレゼント!」


お母さんから受け取って
私も渡した。