小悪魔彼女×溺愛彼氏

そうして迎えた
冬休みとクリスマスイブ。


朝からデートした後、
夜はイルミネーションを見に行って
斗真のおうちでまったりの予定。


今は9時で迎えに来てくれるのは10時。
だけど、楽しみすぎて
もう準備出来ちゃった。


だからリビングへ降りて
家族にもプレゼントを渡す。


「メリークリスマス!!」


大きなツリーが飾られたリビングは
いつもよりとても明るく感じた。


「おー、今日も気合い入ってんな。」


「当たり前!クリスマスだよ?!
お兄ちゃんはデートしないの?」


まだ部屋着姿のお兄ちゃん。
お兄ちゃんには
とんでもない美人の彼女さんがいる。
大学のミスコンで優勝しちゃうくらいの。