斗真Side
無理やり着せられた
第三ボタンまで空いてるYシャツに
グレーを基調とした豪華なスーツ。
…見るからにチャライ。
髪のセットはなぜか
ノリノリの颯人に有り得ないくらい
盛られた。
「斗真君笑顔がないよ~?」
ってわざとらしく颯人に言われる。
マジでめんどくさい。
だけど、それもこれも
美桜が悪い。
俺にホストなんて勧めるから。
俺が女を接客するって事だぞ。
だったら、とことんやって
嫉妬させてやろうと思ったんだけど、
いざこうなると本気で怠い。
文化祭が始まって
もう満席状態の表へは出ず、
窓から中庭を眺めていた。
すると俺の視界に入ったのは
―――美桜が楽しそうに
男と写真を撮ってる姿。
しかも短いスカートのウェディングドレス。
無理やり着せられた
第三ボタンまで空いてるYシャツに
グレーを基調とした豪華なスーツ。
…見るからにチャライ。
髪のセットはなぜか
ノリノリの颯人に有り得ないくらい
盛られた。
「斗真君笑顔がないよ~?」
ってわざとらしく颯人に言われる。
マジでめんどくさい。
だけど、それもこれも
美桜が悪い。
俺にホストなんて勧めるから。
俺が女を接客するって事だぞ。
だったら、とことんやって
嫉妬させてやろうと思ったんだけど、
いざこうなると本気で怠い。
文化祭が始まって
もう満席状態の表へは出ず、
窓から中庭を眺めていた。
すると俺の視界に入ったのは
―――美桜が楽しそうに
男と写真を撮ってる姿。
しかも短いスカートのウェディングドレス。



