そして俺は一人暮らしを始めるためにこの町にきた。 転校した学校で美雨に出会った。 この出会いもミルクのおかげだから、俺は結果的にまたおじいちゃんに助けられていたみたい。 …なんか手品を始めた理由っていうより俺の身の上話になっちゃったよな、ごめん。 ありがとう、聞いてくれて。 長かったし退屈だったかもしれないけどさ。 …美雨?』