ふたりごと


ベッドに戻ってからも、俺はなかなか眠ることが出来なかった。

心臓がどきどきして、自分が人間してやってはいけないことをしたという消えない事実に押し潰れそうだった。

でも俺はやはり子どもで、気がついたら眠りについていた。