ふたりごと


バサバサッ

大きな音がして、一瞬で俺の視界は真っ暗になった。

何が起こったのかわからず慌てていると後ろから声が聞こえた。

「ミルク、離れなさい。」

そう言ったのはもちろんおじいちゃんで、ミルクがその肩に乗っていた。