同時に手品にも興味をもった。 おじいちゃんは俺や、もちろん他の孤児院に居る子どもたちが悲しんだり傷ついていたりするのを見ると、いつも手品をしてくれた。 どういう仕掛けなのかが全くわからなくて、おじいちゃんに聞いてもいつも笑って誤魔化してた。 だけど俺はどうしても知りたかった。 そして考えたんだ。 その秘密をしるために、俺は夜中におじいちゃんの部屋にこっそりと入る計画をたてた。