俺はその日から話が出来なくなった。 人が話していることのすべてが偽善のように感じられて、恐かったんだ。 だから孤児院に入ってからも友達なんて出来なくていつも一人でいた。 そんな俺におじいちゃんは向きあおうとしてくれたんだ。