『本当に笑わないでくれたのは美雨ちゃんが初めてだ。 今までは俺が思い切って言っても笑ったり馬鹿にしたりするやつばっかりだった』 『だって…だってすごいことじゃない。 夢を叶えようとしている人を馬鹿にしたり出来ないよ』 わたしは自分がいつもより話すのが速くなっていることに気づいていた。 『ありがとう、美雨ちゃんに話してよかった。 神様にも感謝しなくちゃだな。 もし雨が降っていたら、俺はミルクに会いに中庭に来たりしなかっただろうから』